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セレブなベビーの長者番付
週明けに飛び込んできた、こちらのニュース。

ブラピとアンジェリーナに男女の双子誕生

既に3人の養子と、1人の実子を持つハリウッドきっての大物カップルに、さらに2人の赤ちゃんが誕生しました。


2006年のシャイロちゃん誕生時には、セレブの証=蝋人形になりました。

名前は男の子がノックス・レオン君で、女の子がヴィヴィアン・マルシェリーヌちゃん。
マルシェリーヌは、昨年ガンで他界したアンジーの母親マルシェリーヌ・ベルトランさんに由来しているのだとか。


週明けに都内で行われた『カンフー・パンダ』のジャパン・プレミアでも、共演者たちが笑顔でアンジーを祝福しました。

『カンフー・パンダ』 キャストがアンジェリーナ出産を祝福


双子だとばらした張本人、ジャック・ブラック(左)


最近ハリウッドのセレブたちの間では、我が子を抱いて雑誌の表紙を飾るのがトレンド。
もちろん、それには多額のお金が絡んでいます。

最もギャラが高いのは? セレブな赤ちゃんランキング

ノックス君とヴィヴィアンちゃんは、ギャラの高さで断トツ1位を獲得。
とはいえ、ブランジェリーナの場合、その全額をチャリティに寄付するようですが。

1番最近赤ちゃんと表紙を飾ったのはこの人。

ジェシカ・アルバが愛娘をお披露目

約1億5000万円のギャラ。何に使うんだろう。





A Milli Sales Part 2
A Milli Sales Part 1 はこちら>>


Photo: Jonathan Mannion

彼の評価と彼への期待感をこの時期さらに高めたのは客演に他ならない。『Tha Carter II』以降、彼は客演KINGの名を欲しいままにしたといって過言ではないであろう。それは、仕事の量はもちろん、質においてもだ。"Everything he touches is hot(彼が触れるもの全てが熱い)"、と言われる位、彼の関わってきた曲はHITしたし、そうでなくとも一定の評価や注目を受けた。最悪でも、あの曲はWayne以外クソ(garbage)と言われる位だ。(フィーチャリングをお願いした当の本人は傷付くだろうが。)

軽くあげると、

ラガマフィン調にフランス語のスパイスを加えたSwizz Beats 「It's me snitches」,  CRAZY! (ヤバい!)

ダーティーサウス全開のコーラスFat Joe 「make it rain」, CRAZY! (ヤバい!)

主役食いのWord Play(言葉遊び)、メタファー(比喩表現)Cam'ron 「Touch it or not」,  CRAZY! (ヤバい!)

ポセカットの中でもひと際強い個性を光り放つ、DJ Khaled 「We takin’ over」, というかむしろ、「Brown paper bag」,  CRAZY! (ヤバい!)

前にも触れたが、問答無用の客演仕事、Wayneが入っていたから流行ったPlayaz Circle「Duffle Bag boy」, More Fire!! (ヤバすぎ!)

伝説の男にその存在を認めさせた、Jay-Z 「Hello Brooklyn」 CRAAZZZZY!!! (っやべーよ!)


さらに、彼の成功を語る上で、もうひとつ無視出来ない事実は、WayneがリリースしてきたMIXTAPEと呼ばれる、ストリートレベルで自らの音楽を広めるためのプロモーショナルCDがあげられる。

アメリカでは既に何年も前から定着しているこのMIXTAPE。多くのアーティストは正式なアルバムとアルバムがリリースされる間の期間に、MIXTAPEを作製し、ストリートにばらまく。

Lil Wayneは巷で流行っている他のアーティストのBeatを借りて、その上に別バージョンの自分のRAPを入れて、スキルをみせることなど(50Centもこれが非常にうまかった)、手法こそ他の多くのアーティストと変わらずとも、多くのアーティストがそうであるように、前作のアルバムから漏れた曲や、製作中の次作に入らない曲が中心というよりは、MIXTAPEそのものがアルバムになり得るほどの作品のクオリティで周囲を驚かせた。(Rolling Stone誌やXXL誌など複数の雑誌には、他のアーティストたちの正式なアルバムたちと肩を並べて、2007年の最も優秀なアルバムとして紹介されている。)
 要するにMIXTAPEがこんなにカッコ良かったら、それ以下のアルバムはあり得ないのである。自らハードルを常に上げていた事実も彼の成長の要因だろう。


ここまで来て思うことは、『Tha Carter III』の成功は約束されていたのかもしれない、ということだ。「Lollipop」が公開された時点で、人々はアルバムとして最高のもの以外は期待しなくなったであろうし、アルバムが売れるか??という話から、アルバムは歴史に刻まれるクラシックか??という論議に移っていた。当の本人が「完全無欠のもの以外は世に出すつもりはない」と、かなり前から公言していたのも、今までに触れてきた事柄をふまえると、”当然”なのかもしれない。クラッシックであって当然。何人のRAPPERが、今も昔もその期待に、そのプレッシャーに応えることが出来ただろうか。

Lil Wayneのようにキャリアの中で徐々に地位を高めてきたRAPPERは珍しい。BESTであるか否かの論議に参加出来るRAPPERの多くはデビュー前からその可能性を騒がれ、デビューとともにある程度のスターダムと、第一線に肩を並べる様な評価を得る。一方でWayneは、たとえデビューから一気にあがってきた訳でなくとも、USのMTVで最も”HOT”なMCとの評価を得るまで昇ってきた。“HOT”と”BEST”は必ずしもイコールではないが、彼が今BEST MCであることは、なかなか否定出来るものではない。その理由は、今まで述べてきた通りだ。

さらに、最後に付け加える重要な要因は、冒頭部分で軽く触れたが、RAPというものに対してのUSリスナーの姿勢だ。どんなにカッッコ良かったものでも、数年後に飽きてしまえば評価も下がる。逆にWayneのようにあまり評価が高くないところからスタートしたとしても、アーティストとしての成長をコンスタントにみせ、人々を唸らすものを次々と送り出すことで、キングの位置にまで昇ることが出来る。

人がなんと言おうと、良いものは、イイ。そう言える土壌がさらに音楽のクオリティを高め、文化を成熟させている。これは、日本のどのシーンも見習わなければならない重要な点であるとも思える。

想像して欲しい、年取った薄汚いシワだらけの魔女が煮立つ鍋に、
Crazyなflow、ドレッドヘアー、的確なdelivery、全身のTattoo、巧みなWord Playと比喩表現、ケツまで下がったドルガバのJeans、特徴ある声、Mad Lyricsに、ニューオーリーンズのやんちゃだった小僧を入れて、人々の声というスパイスを加えたら、、、、

The Best Rapper Alive(Lil Wayne)の出来上がりだ。

Holla!!!!

CHRIS

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A Milli Sales


5月から一番新しいMTVニュースteamの一員として、Presenterをやらせていただいています、CHRISです。
普段の番組ももちろん、このブログでもMTVらしいエッジの効いた話題を取り上げて、皆さんに紹介していけたらと思いますので、よろしくお願いします。

では、早速第1回目、行ってみましょー!!

***


Photo: Jonathan Mannion

約3年振りに、発売初週で100万枚以上のCDセールスを記録したLil Wayneの『Tha Carter III』(註:国内リリースは9/3予定)。ここ日本ではUSシーンのハイプや盛り上がりがダイレクトに伝わってこないだけに、なんで??なんて思っている方も少なくないだろう。

アルバムからの1st single「Lollipop」は、まず日本のクラブではかからない。昨年Lil Wayneをコーラスでfeat. して大ヒットした、Playaz Circleの「Duffle Bag Boy」また然り(USではめちゃめちゃ流行った。)
この状況を踏まえ、彼のことを私の知るDJ仲間に聞いても、日本人じゃ踊れないんだよね、そこまで盛り上がらないんだよね、という声が、ちらほら。
どうやら、日本とUSの盛り上がりの差を理解する鍵は根底にあるカルチャーにあるようだ。(もちろん日本でも、自分を含めた一部マニアックな人たちの中では大騒ぎではあるが。。)

Lil Wayneの公式myspace では『Tha Carter III』までのカウントダウンと題された一連の動画シリーズを見ることができる。HipHop雑誌編集者やご意見番が、決まったトピックについて語っているこのシリーズ。Lil Wayne陣営の製作によるものではあるが、今回のハイプの紐を解く鍵が随所に見られる実にありがたいつくりになっている。(残念ながら、字幕はないので、英語の苦手な方には少々わかりづらいが。。。最近のミュージックビデオのように字幕付も作るべきだ。)

シリーズはLil Wayneのキャリアの初期を振り返るところから始まる。

CASH MONEY RECORDSのHOTBOYSの一員として、新たなムーヴメントの一角を担って出てきたLil Wayneだが、当時の印象としては、誰もが、Juvenile, B.G.に次ぐ3番手、決してチームのスターではなく、ハイトーンヴォイスがグループにスパイスを加えているに過ぎないとの見られ方が強かったようだ。ただ特徴ある、カリスマ性には誰もが気づいていたとは口にしている。(今だから言ってるんじゃないだろーなぁ??)

少し脱線するが、RAPPERは言葉を生業としている。流行語を作り出せるかが、ある意味そのアーティストの影響力を物語る。流行らせる言葉は以前からみなが使っているものでもかまわないのだ。ただ、誰が流行らせるかで大きく意味が変わってくる。たとえば、"HOLLA"というスラングは、昔からあったようだし(さかのぼればマービンゲイの曲にも聴ける「Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)」)、Jay-Zより先にJa Ruleが「Holla Holla」という曲まで出していたが、定着したのはしたのはJay-Z がしきりに"Holla at ya boy!!!!!!"と叫びだしてからだと思う。

HOT BOYSのムーヴメントが語り継がれるべきであろう理由に、"BLING BLING"という言葉がある。ダイアモンドに代表される貴金属や、キラキラ光るものを総じて"BLING BLING"と呼ぶのだが、この言葉を一気に広めたのはHOT BOYSの面々が集まってB.G.の楽曲に参加した曲、その名も「BLING BLING」。

郊外に住む白人の中年女性が"そのイアリング素敵ねー"とピアスをさしながら、このゲトーから生まれた言葉を口にする。それだけでも、その影響力を感じてもらえるだろう。そして、ここまで来たら予想が出来るかもしれないが、その言葉を作ったのはWeesy (Lil Wayne)だというのだから、驚く他ない。

HOT BOYSは時を経て解散を迎える(今ここでは、解散までの詳しい状況などは割愛させて頂く。)が、一斉を風靡したこのグループの解散もWayneに取ってはプラス要因だったとの見方もある。Juvenile, B.G.という2大スターの陰から、図らずも出ることとなった彼は、独り立ちして『Carter』シリーズの第1弾となるソロアルバム『The Carter』をリリース(HOT BOYS時代にもソロアルバムは3枚出している。)このアルバムで確かなRAPPERとしての成長を、ハイピッチでハイパーなFlowから、すこしトーンダウンしたレイドバックなデリバリーと渋めな声にスタイルを変えることで、世の中に示した。

このアルバムからの「Go DJ」は全米で100万枚以上のセールスをたたき出すことに大いに貢献。誰もが彼の成長に眼を見張る中、 Destiny's Childのシングル「Soldier」にT.I.とともにフィーチャーされ、次作への期待感をさらに高め、Lil Wayneの名を新たなファン層に広めたのである。

『Tha Carter』で、おっ!今までとは違うなと思わせたWayneは、次の『Tha Carter II』で次なる一手を打たねばならなかったが、周囲の予想を遥かに上回る成長と作品のクオリティを見せ、USラップ界の巨人たちと肩を並べるに至った。収録曲は様々でバラエティに富み、どれもオリジナリティに溢れているが、中でも「The Best Rapper Alive」は3年後の現在を自ら占うかのように、数年後には自分が存命の中で一番のRAPPERで、たとえ今そのことに意義を唱えるものが居ても、数年後には真実が証明される、といった内容になっている。確かに、この主張は物議を醸したが、今となってはおっしゃるとおりで、というしかない。

今となっては。。。。

そう、今となっては、なのである。では、前作『Tha Carter II』から『Tha Carter III』までの3年間に、一体何があったのだろうか。

To be continued...

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